カバレージ:2回戦 トリィvsくろえ at モダンキューブ8ドラ会#4
カバレージ:2回戦 トリィvsくろえ at モダンキューブ8ドラ会#4
ここから2回戦に突入。ここでは1-0卓のカバレージ。
初参加のトリィのデッキはジェスカイコントロール。数々の優秀な除去に加え、フィニッシャーとしてキキジキを擁す。無限トークンのパーツも修復、やっかい児と2枚取れており十分にコンボが狙える上に、凶悪なCIP能力を持つナラー夫妻、先駆のゴーレム、騒乱の歓楽者も相性抜群だ。サヒーリ・修復も同様の役目を果たしてくれ、CIPを軸にしたデッキとしての一貫性は非常に高いものとなっている。
対するくろえのデッキはセレズニアミッドレンジ。除去そのものは薄いが、制圧の輝きを軸に軽量生物・トークンらで盤面を抑えて殴りきる構成だ。タッチした青による白日の下には、追加の風番いのロック、スラーグ牙として機能する。また、カーン、宿敵ソリン、鋼のヘルカイトなど強力なフィニッシャーが数枚のマナ加速から飛び出る用意もあり、爆発力が期待できる。
トリィのコンボ成立が早いか、くろえが盤面を抑えきるのが早いか。対照的な2デッキの激突となる。

G1、先手はトリィ。トリィはダブマリ、くろえは1マリと滑り出し不調。互いに占術は上。
互いに土地を並べ、2手目トリィは神殿から占術上、くろえは復活の声をプレイ。
3手目、トリィはサヒーリを唱え、+1でくろえ19。占術は上。くろえも代弁ニッサを唱え+1で植物トークン生成、声でサヒーリにアタックし、忠誠度は残り2。
4手目、トリィはフェッチ19から宿命的火災でニッサを破壊、占術は上下。サヒーリは再び+1でくろえ18。複数回占術が行える場合、小さい数字から先に行ったほうが効率がよいのでこれはミスか。くろえは声でアタックしてサヒーリの忠誠度を1にするが、後メインでQPM。先に出しておけば賛美でサヒーリを落とせたのでこちらもミス。午後11時を回り、お互いに疲れが出ているか。
5手目、トリィはさらにサヒーリ+1で占術上、くろえ17。返すくろえの戦闘開始ステップにトリィはやっかい児をプレイ。声トークンが出る一方声本体はタップ。QPMが1体でアタックしたところをやっかい児でチャンプブロックし、サヒーリを生かす。
6手目、トリィは4回目のサヒーリ+1で占術上、くろえ16。トリィはここまで占術を7回行っているが、ほぼ全て上ばかりであまり効果が出ていない。声トークン増量を嫌がってメインで修復の天使をプレイし、他にクリーチャーはいないためブリンクはなし。くろえは4/4の声トークンでアタックし、ようやくサヒーリを破壊する。追加でポルクラノスを唱え盤面は盤石。
7手目、トリィは先導者チャンドラを唱えるも、声本体は倒してもトークンが増える、声トークンとポルクラノスは5/5で4点火力では破壊しきれない、植物トークンは破壊しても無意味と、あまり強い盤面ではない。仕方なく4点火力でQPMを破壊する。返すくろえ、声トークンとポルクラノスでチャンドラにアタック、これを撃破。
次手には11点クロックがトリィに牙を剥く。場には修復の天使のみで万事休すかと思われたトリィのトップはキキジキ!くろえにインスタント除去はなく、修復との無限トークンでG1はまさかのトリィ逆転勝ち。

G2はくろえ先手。
2手目、先に動いたのはくろえ、フェッチ19からQPM。後手トリィからは石の宣告でQPMは追放されるが、くろえは手がかりを1つ入手。
3手目、くろえはラチェボをプレイし、カウンターを1に進める。トリィはアクションなし。
4手目、さらにくろえは手がかりでドローを進め、カウンターを2に。トリィはフェッチ19からデルバーを唱える。
5手目、制空権を得るべくくろえは強襲なしで風番いのロック。3/4飛行は十分に優秀だ。しかし返すトリィ、デルバーは裏返らなかったもののフェッチ18から先駆のゴーレム!3/3が3体と、盤面は大きく傾いた。ラチェボのカウンターは3に。
6手目、くろえは再利用の賢者でゴーレムを破壊。呪文ではなく能力なのでトークン2体が破壊できないのはつらい。返すトリィはここでサヒーリ。+1で占術下、くろえは18。もしゴーレム本体が生きていれば-2でCIPが再誘発、ゴーレムは5体に増えていたので、結果から言えば再利用はファインプレイだったか。くろえはエンドにラチェボを起動し、自らの再利用を道連れにサヒーリを破壊する。
7手目、ここでファインプレイ。くろえは永遠の証人からラチェボを回収し、キャスト即起動。トリィのゴーレム2体を破壊する。結果から見れば2:2交換だ。ロックが攻勢に回るが、ここにはトリィから糾弾が飛ぶ。ロックの誘発と合わせてくろえ23に。トリィのターン、アップキープで変化/点火がめくれ、デルバーは3/2飛行に裏返る。これでアタックし、くろえ残り20。
8手目、くろえはスラーグ牙をキャストし、ライフ25に。しかしここには当然先ほど見えた変化/点火が融合で飛んでくる。スラーグ牙は0/1になるばかりか能力を失うため、3/3トークンは出ず死亡。仕方なく証人でアタックし、トリィ16。トリィもデルバーでアタックし、くろえ22。
9手目、くろえから制圧の輝き!生物が並ぶ場面ほど強力だが、現状でも2/1で3/2飛行を止められるためありがたいカード。しかしトリィのターン、ここには見計らったように忘却の輪。さらにピア・ナラーを唱えるが、ここにはくろえのパスが飛ぶ。とはいえ1/1飛行が2体残りアドバンテージは確保している。
10手目、くろえはカーンをトップ!忘却の輪に-3もありかと思われたが、制圧の輝きが戻ってきても生物数で負けている。ここは+4。トリィが追放させられたのは集団的抵抗。トリィのターン、トリィも負けじと騒乱の歓楽者をキャスト!手札はカーンによって0となっており、凶悪にも3ドローである。
お互いに手札を使い果たした場面での3ドローはあまりに強く、次手にはカーンを破壊してチャンドラ、さらに修復で騒乱の歓楽者をブリンクして追加の3ドロー。くろえは収斂5で白日を試みるが、デッキに解答はなし。G2もトリィの勝利となった。

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