一回戦からのもう一試合は、共に二度目のモダンキューブ参加となるシグ原vsKぃ。
シグ原のデッキはジャンドミッドレンジ。非常に盤面に強い生物を取り揃えたソリッド志向のデッキだ。中マナ域ではトラッカー、大いなる狩りの巫師らがアドバンテージを稼ぎ、高マナ域には頭蓋、ワムコ、黒タイタンと初手級の極悪生物が並ぶ。視認や瀝青破、サルカンなどトップで運試しをするカード群も面白い。
対するKぃのデッキはWUBRの4Cコントロール。今回のドラフト唯一の4色デッキは、大量の妨害生物と呪文を詰め込んだ除去コンだ。火力、ハンデス、全除去、コントロール奪取を取り揃え、あらゆるパーマネントに確実な対処をした上で、青タイタンやギセラと少数精鋭で勝負を決める構えか。3マナ域に見える注目の新投入カード、山背骨の発動が気になるところ。
シグ原が押し切るか、Kぃが捌き切るか。剛柔の戦いが始まる。
G1、先手シグ原は1マリスタート。
2手目、先に動いたのは後手のKぃ。ペインで1ペイから潮の虚ろの漕ぎ手を唱え、シグ原の手札を裸にする。見えたのは龍王アタルカ、アーリン、放浪する森林、土地が2枚。4マナまで伸びる状況だが、PWと巨大生物どちらを嫌うか。アーリン裏面のマイナス能力で除去されることを嫌がってか、Kぃはアーリン追放を選択する。
3手目、Kぃは冷鉄の心臓を唱え、漕ぎ手でアタック。シグ原はフェッチを切ったのみで動かず17。
4手目、シグ原から放浪する森林。残念ながら収斂3だが、4手目の5/5警戒トランプルは十二分に大きい。ここに返しでKぃが出したのはキテオンの不正規軍。タッパーで森林に睨みを効かす。
5手目、シグ原は赤緑ミシュラをセットし、森林でアタック。5点が通り、Kぃは残り14。ここで、Kぃからオリヴィア・ヴォルダーレン!シグ原に対してはコントロール奪取・飛行ともに非常に有効だ。
6手目、シグ原は不正規軍に森林を寝かされ為す術なくエンド。返すKぃは、まずはオリヴィアで寝ている森林に1点を飛ばし4/4に。漕ぎ手・不正規軍・オリヴィアでフルアタックすると、シグ原はRGミシュラを起動。漕ぎ手をブロックするが、さらにオリヴィアがRGミシュラに1点を飛ばしつつ5/5に。漕ぎ手とRGミシュラは相打ちになり、シグ原はライフ9まで追い詰められた。
7手目、シグ原には解答なし。漕ぎ手により帰ってきたアーリンを唱えるも、8/8まで巨大化したオリヴィアの飛行が止まらずG1はKぃが先取。
G2、再びシグ原が先手。
お互いにタップインランドを置き合う中、今度はシグ原が先に動く。
3手目、通電の喧嘩屋をキャストし、続く4手目に狩り巫師を追加すると2体でアタック。ドローと強化を1体でこなされてはたまらない、とKぃは巫師に苦渋の破棄。喧嘩屋と合わせてKぃのライフは一気に14。返しにKぃはナヒリをキャストし、まずは+能力から入る。ヴェズーヴァを捨てて1ドローし、忠誠度は6。
5手目、シグ原はまずコンバット、喧嘩屋でナヒリにアタック。ルールを誤解していたのかエネルギーを2個使用し、ナヒリに5点を与える。そして戦闘後にふたたび収斂3で森林をキャスト。対するKぃ、まずは叫び大口を想起して森林を破壊してナヒリに+2。カードは捨てず忠誠度は3。そして漕ぎ手をキャストし、シグ原の手札を覗きに行く。シグ原の手札には狂乱のサルカン、ヴェリアナ、黒タイタン、土地。是が非にでも黒タイタンを抜きたいところだが、返しにヴェリアナを唱えられれば漕ぎ手が除去されて黒タイタンが戻ってしまうため、ヴェリアナを抜く。
6手目、シグ原は喧嘩屋のアタックでナヒリを破壊し、黒タイタンをキャスト。返すターンにKぃは対処手段を引けず、ゾンビの攻勢の前に投了した。
G3、先手はKぃ。
後手シグ原が1手目からグール・ドラズの暗殺者で動き出す。2手目、Kぃがタップインランドを置いている間にまずは一発殴りつつLv1。シグ原もフェッチを切り、お互い19。
3手目、Kぃはリンリンをキャストし、盤面を守りに出る。シグ原は暗殺者をLv2にして除去能力を獲得するが、土地がタップインのためこのターンは動けない。
4手目、スピリット2体でアタックし、シグ原は残り17。さらにリンリンをFBしてスピリットは計4体に。返すシグ原、暗殺者でスピリット1体を破壊しつつ、喧嘩屋をキャストして攻撃の構え。
5手目、Kぃはスピリット2体でアタックしてシグ原を15にすると、白ハルクをキャスト。大変動により、Kぃ自身のスピリット3体中2体と、シグ原の喧嘩屋が交換となる。対してシグ原から飛び出したのは嵐息吹のドラゴン。この場面でプロ白は実に強い。スピリットをすり抜けて4点を加え、Kぃは残り15。
6手目、Kぃの白ハルクとスピリットがアタックしに行ったところでシグ原から殺戮の契約。白ハルクが破壊され、シグ原は残り14。ここでKぃは待っていたとばかり滅びを唱え、目の上のたんこぶだった嵐息吹を除去する。盤面は空になったが、シグ原は契約の3マナを支払ってエンド。
7手目、Kぃからは山背骨の発動。一方シグ原はフェッチを切って残り13としたところでワムコ!互いに打点は高そうだが、絆魂の分シグ原が有利に見える。
しかし8手目、Kぃが繰り出したのはギセラ!次手には飛行クロック10点であり、2マナのカードを握っていれば山背骨起動で即ゲームセットとなる。
一気に覆った盤面、シグ原は最後の賭けとばかり書かれざるものの視認を獰猛で唱えるが、ろくな生物がめくれず不発。8枚の中にはこの盤面を打開できるヴェリアナも見えていただけに非常に悔しいところ。
最終ターン、Kぃはギセラで10点を与えると、8点のかき立てる炎でシグ原を焼き切って勝利した。
シグ原のデッキはジャンドミッドレンジ。非常に盤面に強い生物を取り揃えたソリッド志向のデッキだ。中マナ域ではトラッカー、大いなる狩りの巫師らがアドバンテージを稼ぎ、高マナ域には頭蓋、ワムコ、黒タイタンと初手級の極悪生物が並ぶ。視認や瀝青破、サルカンなどトップで運試しをするカード群も面白い。
対するKぃのデッキはWUBRの4Cコントロール。今回のドラフト唯一の4色デッキは、大量の妨害生物と呪文を詰め込んだ除去コンだ。火力、ハンデス、全除去、コントロール奪取を取り揃え、あらゆるパーマネントに確実な対処をした上で、青タイタンやギセラと少数精鋭で勝負を決める構えか。3マナ域に見える注目の新投入カード、山背骨の発動が気になるところ。
シグ原が押し切るか、Kぃが捌き切るか。剛柔の戦いが始まる。
G1、先手シグ原は1マリスタート。
2手目、先に動いたのは後手のKぃ。ペインで1ペイから潮の虚ろの漕ぎ手を唱え、シグ原の手札を裸にする。見えたのは龍王アタルカ、アーリン、放浪する森林、土地が2枚。4マナまで伸びる状況だが、PWと巨大生物どちらを嫌うか。アーリン裏面のマイナス能力で除去されることを嫌がってか、Kぃはアーリン追放を選択する。
3手目、Kぃは冷鉄の心臓を唱え、漕ぎ手でアタック。シグ原はフェッチを切ったのみで動かず17。
4手目、シグ原から放浪する森林。残念ながら収斂3だが、4手目の5/5警戒トランプルは十二分に大きい。ここに返しでKぃが出したのはキテオンの不正規軍。タッパーで森林に睨みを効かす。
5手目、シグ原は赤緑ミシュラをセットし、森林でアタック。5点が通り、Kぃは残り14。ここで、Kぃからオリヴィア・ヴォルダーレン!シグ原に対してはコントロール奪取・飛行ともに非常に有効だ。
6手目、シグ原は不正規軍に森林を寝かされ為す術なくエンド。返すKぃは、まずはオリヴィアで寝ている森林に1点を飛ばし4/4に。漕ぎ手・不正規軍・オリヴィアでフルアタックすると、シグ原はRGミシュラを起動。漕ぎ手をブロックするが、さらにオリヴィアがRGミシュラに1点を飛ばしつつ5/5に。漕ぎ手とRGミシュラは相打ちになり、シグ原はライフ9まで追い詰められた。
7手目、シグ原には解答なし。漕ぎ手により帰ってきたアーリンを唱えるも、8/8まで巨大化したオリヴィアの飛行が止まらずG1はKぃが先取。
G2、再びシグ原が先手。
お互いにタップインランドを置き合う中、今度はシグ原が先に動く。
3手目、通電の喧嘩屋をキャストし、続く4手目に狩り巫師を追加すると2体でアタック。ドローと強化を1体でこなされてはたまらない、とKぃは巫師に苦渋の破棄。喧嘩屋と合わせてKぃのライフは一気に14。返しにKぃはナヒリをキャストし、まずは+能力から入る。ヴェズーヴァを捨てて1ドローし、忠誠度は6。
5手目、シグ原はまずコンバット、喧嘩屋でナヒリにアタック。ルールを誤解していたのかエネルギーを2個使用し、ナヒリに5点を与える。そして戦闘後にふたたび収斂3で森林をキャスト。対するKぃ、まずは叫び大口を想起して森林を破壊してナヒリに+2。カードは捨てず忠誠度は3。そして漕ぎ手をキャストし、シグ原の手札を覗きに行く。シグ原の手札には狂乱のサルカン、ヴェリアナ、黒タイタン、土地。是が非にでも黒タイタンを抜きたいところだが、返しにヴェリアナを唱えられれば漕ぎ手が除去されて黒タイタンが戻ってしまうため、ヴェリアナを抜く。
6手目、シグ原は喧嘩屋のアタックでナヒリを破壊し、黒タイタンをキャスト。返すターンにKぃは対処手段を引けず、ゾンビの攻勢の前に投了した。
G3、先手はKぃ。
後手シグ原が1手目からグール・ドラズの暗殺者で動き出す。2手目、Kぃがタップインランドを置いている間にまずは一発殴りつつLv1。シグ原もフェッチを切り、お互い19。
3手目、Kぃはリンリンをキャストし、盤面を守りに出る。シグ原は暗殺者をLv2にして除去能力を獲得するが、土地がタップインのためこのターンは動けない。
4手目、スピリット2体でアタックし、シグ原は残り17。さらにリンリンをFBしてスピリットは計4体に。返すシグ原、暗殺者でスピリット1体を破壊しつつ、喧嘩屋をキャストして攻撃の構え。
5手目、Kぃはスピリット2体でアタックしてシグ原を15にすると、白ハルクをキャスト。大変動により、Kぃ自身のスピリット3体中2体と、シグ原の喧嘩屋が交換となる。対してシグ原から飛び出したのは嵐息吹のドラゴン。この場面でプロ白は実に強い。スピリットをすり抜けて4点を加え、Kぃは残り15。
6手目、Kぃの白ハルクとスピリットがアタックしに行ったところでシグ原から殺戮の契約。白ハルクが破壊され、シグ原は残り14。ここでKぃは待っていたとばかり滅びを唱え、目の上のたんこぶだった嵐息吹を除去する。盤面は空になったが、シグ原は契約の3マナを支払ってエンド。
7手目、Kぃからは山背骨の発動。一方シグ原はフェッチを切って残り13としたところでワムコ!互いに打点は高そうだが、絆魂の分シグ原が有利に見える。
しかし8手目、Kぃが繰り出したのはギセラ!次手には飛行クロック10点であり、2マナのカードを握っていれば山背骨起動で即ゲームセットとなる。
一気に覆った盤面、シグ原は最後の賭けとばかり書かれざるものの視認を獰猛で唱えるが、ろくな生物がめくれず不発。8枚の中にはこの盤面を打開できるヴェリアナも見えていただけに非常に悔しいところ。
最終ターン、Kぃはギセラで10点を与えると、8点のかき立てる炎でシグ原を焼き切って勝利した。
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