GP伊豆後半戦は久々開催のモダンキューブ。
1回戦開始時点で22時を周り、軽く酒も入ったところ。集中力は持続できるのか…?
初参加の空洞はエスパーミッドレンジ。苦花、白包囲、そして2本の剣と強力な置物が並ぶ一方で、3枚の強力なミシュランおよびクリコマやヴェンセールなどインスタントカードによるコントロール的側面も持ち、中盤戦は置物で圧倒しつつ長期戦まで盤石の戦いができるデッキとなっている。
対するしゃろんはマルドゥミッドレンジ。コラコマ、カットなど小回りの効く除去やマンガラ、ヤヤバラと言った除去生物が詰め込まれ、空いた盤面を速やかにラブル、銀刃、迫害者、スマッシャーと中マナ域の高打点生物で殴りきる構成となっている。後陣には太陽ペス、エリシュ・ノーンも構え、殴りきれずとも1枚で容易にリカバリーが取れそうだ。
しゃろんが先行してビートダウンしきるか、あるいは置物とカウンターに翻弄されるか、といったマッチアップが予想されるが勝負の行方やいかに。
G1、先手は空洞。互いに1マリからのスタート。
1手目、後手しゃろんからフェッチ→ショック→囲いでライフ15とモダンじみた動きが繰り出される。マリガン後の空洞のハンドは赤青剣、キッチン、白包囲、遠隔/不在、土地。土地詰まりが予測できるため、剣かキッチンを落とすところだが、ここは剣を選択。まずは先んじて置物に対処する。
そして続く2手目、しゃろんはサリアを展開。これでますます空洞は呪文を唱えるのが困難になった。3手目、空洞は土地をトップするが色拘束でキッチンが出せず苦渋のエンド。そこにサリアがアタックして18。
続く4手目、ついに空洞の土地が止まりかなり苦しい。そこにしゃろんからブリマーズが追加。サリアパンチで空洞は残り16。次手、空洞は呪文滑りをトップしてキャストし、ブリマーズがなんとか止まるサイズで一息か、と思いきやしゃろんからは銀刃!ブリマーズと結魂してフルパンし、残り9。
6手目、ようやくタップインながら土地を引く空洞。しゃろんのコンバットには遠隔でブリマーズをバウンスして結魂を解除、打点を3に抑える。空洞、残り6。しゃろんはブリマーズを出し直して再結魂。
そして7手目。アンタップインできる土地を引いた空洞は、このターンの対処として月への封印か、クリコマかの選択を迫られる。月への封印を選択し、ブリマーズを抑えるがこれが失策。土地7まで伸びたしゃろんから戦闘前に繰り出されたのはエリシュ・ノーン!自軍を一気に強化してフルパン。打点24と空洞をオーバーキルした。
結果論だがクリコマを構えておけばエリシュ・ノーンをカウンター・クリーチャー群をタップして次手リセットカードをトップでの逆転がありえたか。まずは1ゲーム目、しゃろんは多少マナフラ気味ながらも完璧なマナカーブで殴りきってみせた。
G2、再び先手は空洞。しゃろんは1マリ。
互いに青白ミシュラ、赤黒ミシュラ、とセットから開幕。空洞は次手フェッチで19。
3手目、先に動いたのはしゃろん。ショックイン18からラブルを唱え、トークンでアタック。空洞は18に。
4手目、空洞は前のゲームで出せなかったキッチンを今度こそプレイしてライフ20。ラブルに対しては完璧な回答である。
返すしゃろん、ここで土地3詰まり。ヤヤバラを唱えるも立ち往生。新たなトークンはキッチンに受けられる。
5手目、空洞も土地4詰まりで動けず。しゃろんは迫害者をコストに、ヤヤバラの火葬モードをキッチンに唱える。キッチンは2/1で戻ってきてライフ21に。ゴブリントークン2体でのアタックは今度こそ通りライフ19。
6手目、お互いに土地をトップし、しゃろんは増え続けるトークン3体でアタック。今度は空洞もキッチンでトークン1体をブロックし、ライフ17。
7手目、土地を再トップして6マナまで伸びた空洞はここで終末を素撃ち。しゃろんはスタックで審判の日をコストにヤヤバラの火葬を撃ち、空洞ライフ14。リセットされた盤面で、返すしゃろんはショックイン15からマンガラをキャストし、後続に睨みを効かせる。
8手目、空洞から繰り出されたのは大爆発。あわよくばビートしつつ、除去には対応してしゃろんのミシュラを破壊する構えか。一方しゃろんからは銀刃が繰り出され、いったんマンガラと結魂される。
9手目、構えた空洞に対ししゃろんがマンガラ・銀刃でアタック。ここで空洞のバットリが光る。大爆発でマンガラをブロックしたところで空洞の手からヴェンセールが飛び出し、銀刃をバウンスして結魂を解除してマンガラを一方的に討ち取ることに成功した。戦闘後、しゃろんはコラコマでヴェンセールを破壊しつつマンガラを回収してアド損を補填する。
10手目、空洞から満を持して放たれたのが白包囲!大爆発一体だけのまっさらな盤面ゆえ、ここはカンモード。大爆発を4/4にしてアタックして11。エンドにしゃろんからアド損覚悟の残忍な切断が飛ぶが空洞は当初の予定どおり大爆発をスタックで生贄に捧げしゃろんのミシュラを破壊する。返すしゃろんはマンガラではなく作り変えるものをキャスト。
11手目、青白ミシュラがついに動き出してアタックし。残り7と苦しいしゃろんだが、残り5まで削って思考囲いをキャスト。空洞のハンドはクリコマ、夜帷の死霊、刃砦の英雄、惑乱の死霊とかなり厳しい。悩んだ末クリコマを落とし、盤面はこちらで止めるとマンガラを唱える。
12手目、空洞がトップしたのは苦花!白包囲と合わせて毎ターン生み出される3/3飛行には絶望しかない。次手にはマンガラで包囲を追放してみせるが、6/6となった青白ミシュラが止まらず2ゲーム目は空洞の勝利。空洞の堅牢なデッキ構造が発揮されたゲームとなった。
G3、先手はしゃろん。しゃろんは再び1マリと不運ぎみ。
2手目、後手空洞から繰り出されたのは前ゲームに引き続き苦花。2ターン目マウントは実に凶悪である。
3手目、しゃろんはフェッチ→ショックインで17からブリマーズをキャスト。空洞はライフ19となりフェアリーを生産する。
4手目、しゃろんの手から飛び出たのは摩耗/損耗!苦花を破壊してブリマーズでアタック。これはフェアリーで受けられるが猫トークンが1点を与えて18。さらにヤヤバラを追加して主導権を握る。しかし、返す空洞は評決をキャスト!再び盤面は更地に。次手、さらに空洞は刃砦をキャストして圧力をかける。
6手目、しゃろんはスマッシャーをキャストしそのままアタック。5点クロックにより空洞は13となる。しかし刃砦が次手7点クロック。しゃろんもライフを10まで詰められる。次手11点と致死ラインに及ぶ刃砦の脅威の打点力を甘く見たか。
7手目、今度はスマッシャーを立てたしゃろんに対し、空洞からは大臣シディシ。兵士をサクり白包囲をサーチする。
8手目、しゃろんは変異クリーチャーを唱え、白包囲に対処すべくライフを8まで削って思考囲い。空洞のハンドは白包囲以外にも夜帳、ヴェンセール、呪文滑り、瞬唱と盤石だった。白包囲を落とすも、空洞がトップしたのは月への封印。エルドラージらしくスマッシャーを封印し、フルアタック。一回戦は、多角的な攻防を重ねた空洞の勝利となった。
1回戦開始時点で22時を周り、軽く酒も入ったところ。集中力は持続できるのか…?
初参加の空洞はエスパーミッドレンジ。苦花、白包囲、そして2本の剣と強力な置物が並ぶ一方で、3枚の強力なミシュランおよびクリコマやヴェンセールなどインスタントカードによるコントロール的側面も持ち、中盤戦は置物で圧倒しつつ長期戦まで盤石の戦いができるデッキとなっている。
対するしゃろんはマルドゥミッドレンジ。コラコマ、カットなど小回りの効く除去やマンガラ、ヤヤバラと言った除去生物が詰め込まれ、空いた盤面を速やかにラブル、銀刃、迫害者、スマッシャーと中マナ域の高打点生物で殴りきる構成となっている。後陣には太陽ペス、エリシュ・ノーンも構え、殴りきれずとも1枚で容易にリカバリーが取れそうだ。
しゃろんが先行してビートダウンしきるか、あるいは置物とカウンターに翻弄されるか、といったマッチアップが予想されるが勝負の行方やいかに。
G1、先手は空洞。互いに1マリからのスタート。
1手目、後手しゃろんからフェッチ→ショック→囲いでライフ15とモダンじみた動きが繰り出される。マリガン後の空洞のハンドは赤青剣、キッチン、白包囲、遠隔/不在、土地。土地詰まりが予測できるため、剣かキッチンを落とすところだが、ここは剣を選択。まずは先んじて置物に対処する。
そして続く2手目、しゃろんはサリアを展開。これでますます空洞は呪文を唱えるのが困難になった。3手目、空洞は土地をトップするが色拘束でキッチンが出せず苦渋のエンド。そこにサリアがアタックして18。
続く4手目、ついに空洞の土地が止まりかなり苦しい。そこにしゃろんからブリマーズが追加。サリアパンチで空洞は残り16。次手、空洞は呪文滑りをトップしてキャストし、ブリマーズがなんとか止まるサイズで一息か、と思いきやしゃろんからは銀刃!ブリマーズと結魂してフルパンし、残り9。
6手目、ようやくタップインながら土地を引く空洞。しゃろんのコンバットには遠隔でブリマーズをバウンスして結魂を解除、打点を3に抑える。空洞、残り6。しゃろんはブリマーズを出し直して再結魂。
そして7手目。アンタップインできる土地を引いた空洞は、このターンの対処として月への封印か、クリコマかの選択を迫られる。月への封印を選択し、ブリマーズを抑えるがこれが失策。土地7まで伸びたしゃろんから戦闘前に繰り出されたのはエリシュ・ノーン!自軍を一気に強化してフルパン。打点24と空洞をオーバーキルした。
結果論だがクリコマを構えておけばエリシュ・ノーンをカウンター・クリーチャー群をタップして次手リセットカードをトップでの逆転がありえたか。まずは1ゲーム目、しゃろんは多少マナフラ気味ながらも完璧なマナカーブで殴りきってみせた。
G2、再び先手は空洞。しゃろんは1マリ。
互いに青白ミシュラ、赤黒ミシュラ、とセットから開幕。空洞は次手フェッチで19。
3手目、先に動いたのはしゃろん。ショックイン18からラブルを唱え、トークンでアタック。空洞は18に。
4手目、空洞は前のゲームで出せなかったキッチンを今度こそプレイしてライフ20。ラブルに対しては完璧な回答である。
返すしゃろん、ここで土地3詰まり。ヤヤバラを唱えるも立ち往生。新たなトークンはキッチンに受けられる。
5手目、空洞も土地4詰まりで動けず。しゃろんは迫害者をコストに、ヤヤバラの火葬モードをキッチンに唱える。キッチンは2/1で戻ってきてライフ21に。ゴブリントークン2体でのアタックは今度こそ通りライフ19。
6手目、お互いに土地をトップし、しゃろんは増え続けるトークン3体でアタック。今度は空洞もキッチンでトークン1体をブロックし、ライフ17。
7手目、土地を再トップして6マナまで伸びた空洞はここで終末を素撃ち。しゃろんはスタックで審判の日をコストにヤヤバラの火葬を撃ち、空洞ライフ14。リセットされた盤面で、返すしゃろんはショックイン15からマンガラをキャストし、後続に睨みを効かせる。
8手目、空洞から繰り出されたのは大爆発。あわよくばビートしつつ、除去には対応してしゃろんのミシュラを破壊する構えか。一方しゃろんからは銀刃が繰り出され、いったんマンガラと結魂される。
9手目、構えた空洞に対ししゃろんがマンガラ・銀刃でアタック。ここで空洞のバットリが光る。大爆発でマンガラをブロックしたところで空洞の手からヴェンセールが飛び出し、銀刃をバウンスして結魂を解除してマンガラを一方的に討ち取ることに成功した。戦闘後、しゃろんはコラコマでヴェンセールを破壊しつつマンガラを回収してアド損を補填する。
10手目、空洞から満を持して放たれたのが白包囲!大爆発一体だけのまっさらな盤面ゆえ、ここはカンモード。大爆発を4/4にしてアタックして11。エンドにしゃろんからアド損覚悟の残忍な切断が飛ぶが空洞は当初の予定どおり大爆発をスタックで生贄に捧げしゃろんのミシュラを破壊する。返すしゃろんはマンガラではなく作り変えるものをキャスト。
11手目、青白ミシュラがついに動き出してアタックし。残り7と苦しいしゃろんだが、残り5まで削って思考囲いをキャスト。空洞のハンドはクリコマ、夜帷の死霊、刃砦の英雄、惑乱の死霊とかなり厳しい。悩んだ末クリコマを落とし、盤面はこちらで止めるとマンガラを唱える。
12手目、空洞がトップしたのは苦花!白包囲と合わせて毎ターン生み出される3/3飛行には絶望しかない。次手にはマンガラで包囲を追放してみせるが、6/6となった青白ミシュラが止まらず2ゲーム目は空洞の勝利。空洞の堅牢なデッキ構造が発揮されたゲームとなった。
G3、先手はしゃろん。しゃろんは再び1マリと不運ぎみ。
2手目、後手空洞から繰り出されたのは前ゲームに引き続き苦花。2ターン目マウントは実に凶悪である。
3手目、しゃろんはフェッチ→ショックインで17からブリマーズをキャスト。空洞はライフ19となりフェアリーを生産する。
4手目、しゃろんの手から飛び出たのは摩耗/損耗!苦花を破壊してブリマーズでアタック。これはフェアリーで受けられるが猫トークンが1点を与えて18。さらにヤヤバラを追加して主導権を握る。しかし、返す空洞は評決をキャスト!再び盤面は更地に。次手、さらに空洞は刃砦をキャストして圧力をかける。
6手目、しゃろんはスマッシャーをキャストしそのままアタック。5点クロックにより空洞は13となる。しかし刃砦が次手7点クロック。しゃろんもライフを10まで詰められる。次手11点と致死ラインに及ぶ刃砦の脅威の打点力を甘く見たか。
7手目、今度はスマッシャーを立てたしゃろんに対し、空洞からは大臣シディシ。兵士をサクり白包囲をサーチする。
8手目、しゃろんは変異クリーチャーを唱え、白包囲に対処すべくライフを8まで削って思考囲い。空洞のハンドは白包囲以外にも夜帳、ヴェンセール、呪文滑り、瞬唱と盤石だった。白包囲を落とすも、空洞がトップしたのは月への封印。エルドラージらしくスマッシャーを封印し、フルアタック。一回戦は、多角的な攻防を重ねた空洞の勝利となった。
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