ルールの疑問:灼熱の血とサテュロスの火踊り
2014年3月3日 TCG全般 コメント (2)Searing Blood / 灼熱の血 (赤)(赤)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。灼熱の血はそれに2点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーが死亡したとき、灼熱の血はそのクリーチャーのコントローラーに3点のダメージを与える。
Satyr Firedancer / サテュロスの火踊り (1)(赤)
クリーチャー エンチャント — サテュロス(Satyr)
あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つが対戦相手1人にダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。サテュロスの火踊りはそれに、その点数に等しい点数のダメージを与える。
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よくわからなくなってきたー。
灼熱の血の後半の、プレイヤーにダメージ与える効果って、灼熱の血によって生成される遅延誘発型能力だから火踊りの誘発条件満たしてないような気がする。
「あなたがコントロールするインスタント呪文」ってのは単に発生源がインスタントであることだけを条件にしているのであって、それが呪文としての効果か誘発型能力としての効果かは問わないのかな。
まあ、誘発できるんだろうけどいまいち腑に落ちない。
今後ありそうな状況としては、
自分がサテュロスの火踊り、相手がザスリッドの屍術師をコントロールしている時、自分のターンでザスリッドの屍術師に灼熱の血を唱えた場合、
①灼熱の血が解決、屍術師に2点のダメージが与えられる
②状況起因で屍術師が死亡する
③AP側の灼熱の血の遅延誘発型能力が積まれる
④NAP側の屍術師の誘発型能力が積まれる
⑤屍術師の誘発型能力が解決、ゾンビが戦場に出る
⑥灼熱の血の遅延誘発型能力が解決、プレイヤーに3点のダメージが与えられる
⑦火踊りの誘発型能力がゾンビを対象に積まれる
でゾンビ殺せるけど、相手のターンで灼熱の血を唱えた場合、
①灼熱の血が解決、屍術師に2点のダメージが与えられる
②状況起因で屍術師が死亡する
③AP側の屍術師の誘発型能力が積まれる
④NAP側の灼熱の血の遅延誘発型能力が積まれる
⑤灼熱の血の遅延誘発型能力が解決、プレイヤーに3点のダメージが与えられる
⑥火踊りの誘発型能力が不正な対象で積まれない
⑤屍術師の誘発型能力が解決してゾンビが戦場に出る
でゾンビ殺せない。
コメント
「このクリーチャーがプレイヤーにダメージを与えるたび~」
という誘発型能力を持ったクリーチャーが、
「(T):対象のプレイヤーに1点を与える」
という起動型能力を得た場合、この起動型能力でダメージを与えた際にも誘発するのは分かってもらえるかと思います。
これも、実際にダメージを与えているものは「起動型能力」であり、発生源が該当のクリーチャーであるので誘発しています。
ということを踏まえれば、《灼熱の血》の誘発型能力によるダメージで《サテュロスの火踊り》の能力が誘発するのもイメージ的に理解していただけるのではないかと思いますがどうでしょうか?
ルール文書で該当するところを探すとなると、おそらくイベントの発生源~とかのあたりを引用すれば良い筈ですが、面倒なのでパスで(
呪文か能力か、ということと発生源が何であるか、はまた別の話なんですね。
ありがとうございます!