苦難3手目ぶっぱの価値
2014年1月13日 スタン コメント (2)
Toil / 労苦 (2)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引き、2点のライフを失う。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)
Trouble / 苦難 (2)(赤)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。苦難はそのプレイヤーに、そのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)
3マナプレイヤー火力の代表と言えば怒鳴りつけだ。
Browbeat / 怒鳴りつけ (2)(赤)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。どのプレイヤーも「怒鳴りつけは自分に5点のダメージを与える」ことを選んでよい。誰もそうしなかった場合、そのプレイヤーはカードを3枚引く。
これが実質3マナ5点火力として機能し、当時の環境で広く使われてきたことを考えると、
一般論として3マナ火力は5点あれば十分と見ていい。
またボロスの魔除けが多色2マナのインスタントで4点であることから見て、最低ラインは4点と考えたい。
さて、バーンデッキが3手目苦難をぶっぱした場合何点程度飛ぶだろうか?
先手の場合で考えてみる。
A.青白系コントロール
1~2手目に動けるケースは少ない。タップインランドと重い呪文が多いためだ。
序盤にキャストする呪文があるとすれば囲いくらいか。苦難にスタックアゾチャでは点数変わらないし。
囲いがあれば再優先で落とされているであろうことを考えると、実際に撃つ場面では通れば(7+2-2)でほぼ7点飛ぶと見ていい。中略・否認を撃たれるリスクを遥かに超えたパフォーマンスだ。
後手の場合6点か。カウンター候補に解消が増えるが十分だろう。
B.黒単信心
こちらも初手囲い、2手目ネズミ程度の動きしかできない。
囲いがあれば落とされるしネズミが出てくれば返しで焼かざるを得ないため、実際に撃てればほぼ7点近くが期待できる。
後手の場合は5点程度になるだろうが問題ない。
C.青単信心およびその他のアグロ
2手目までに4枚展開されるケースが多いため、5点がせいぜいだろう。
後手であれば3~4点まで落ちてしまうため、他の除去を優先したい。
というわけで、先手であれば相手のデッキにかかわらずほぼ3手目ぶっぱしていいし、
後手の時はコントロール相手には十分、アグロには撃たない方がいいと結論した。
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